この頃の最新型の電車の座席は、各々のエリアがくぼみでセパレートされています。 混雑時とシートのサポートを考えて縦にポールを加えたり、座席の下のヒーターを座席に密着させ足下に物を置けるスペースをつくったりで考えられています。 固めのクッションで背中のシート形状も機能的で腰の悪い人にも助かる、新型のベンツやBMWを思わせる座り心地です。
このセパレート座席の原形はロンドンの地下鉄にあり、かの地ではひじ掛けまでつけて分けています。 それの進化した姿がこれだなと思う、まことに機能的かつ実利的なデザインだと思います。